日の出の森・支える会ニュース No.34

「日の出の森・支える会ニュース」のNo.34を公開します。

●ごみ処理費はいくらか?
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●2017年度ゴミ弁連総会報告
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●資源循環組合(2017/2/22)を傍聴して
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●日の出町の三多摩用ごみ最終処分場で起こっている問題を絵本でアピール!
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●芸術を通じて響き合う魂 ー 創造力と技術力  田島征三

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日の出の森・支える会ニュース No.33

「日の出の森・支える会ニュース」のNo.33を公開します。

●東京電力の福島原発事故は終息していない!
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●シンポジウム『日の出の森からレッドカード』から見えてきたもの
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●シンポジウム 日の出の森からのレッドカード/ 三多摩のごみ最終処分場問題からごみ解決を考える
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●町田市がごみ処理にバイオガス化施設を導入
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●中村敦夫の朗読劇 「線量計が鳴る」
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●隠し通される危険~『梅の里再生』の裏側で
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●伊豆便り
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シンポジウム「日の出の森からレッドカード」

日の出の森からレッドカード
三多摩のごみ最終処分場問題からごみ解決を考える

日時:2016.12/10(土)〜12/11(日)
会場:国分寺労政会館  資料代・500円

「ゴムシートが破れている!」
処分場見学に行ったひとりの主婦が撮影したツギハギだらけのゴムシートの写真が、新聞に大きく載ったのが始まりでした。
東京・日の出町の山中、東洋一巨大なごみ最終処分場で汚水漏れが発覚してから25年。地元住民は、科学者の指導のもと環境調査を続け、その結果をもとに裁判に訴え続けてきました。処分場周辺でのガン死亡率の急騰、生態系の破壊、環境汚染、健康被害・・・汚水漏れだけではなく、ダイオキシンなど有害物質を含んだ焼却灰の飛散の影響が大きいことも分かりました。
 しかしこの間に、二つ目の巨大処分場、さらにエコセメント工場が作られ、問題は解決するどころかますます深刻化しています。
 この度、地元住民、弁護士、専門家を交え、2日にわたるシンポジウムを開催します。
1日目「日の出問題とは何だったか」を改めて捉え、2日目「ごみ問題解決に向けての展望・施策」を探りたいと考えています。
 私たちの命と深くつながっている大切な問題です。今まで日の出問題について知らなかった方にも、ぜひ参加して知っていただきたいと思います。

<日程>

1日目 12月10日(土)13:00開場
開会:13:20
13:30〜15:30 日の出問題を顧みて
15:40〜18:40 日の出問題は何だったか

2日目 12月11日(日)10:00開場
開会10:20 閉会17:00
 現状のごみ処理方法、施策などについて考える
総合討論:
ごみ問題解決に向けての展望 施策など
資源循環社会の実現・地域循環論

<会場> 国分寺労政会館

労政会館地図

主 催:「日の出の森からレッドカード」実行委員会
連 絡 先:080-5413-8086 (中西携帯)  東京都西多摩郡日の出町大久野7444「竹林舎」内
協賛団体:「日の出の森・水・いのちの会」「日の出の森支える会」「たまあじさいの会」 NPO法人市民放射能監視センター「ちくりん舎」「環境おうめ懇話会」「放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会」「ゴミから変えよう・環々学々の会」

連続講座のお知らせ

☆9月2日(金)18:30~20:30 アーサー・ビナードさん講演会 立川アイムホール 参加費:1000円

☆10月1日(土)13:30~15:30 おおたか静流の歌曼陀羅  立川アイムホール 参加費:1000円(中・高生500円 小学生以下無料)

どちらも、田島征三さんの対談あり。

●女性総合センター・アイムの詳細はこちらをご覧下さい

エコセメント化施設稼働差し止め裁判 東京高裁判決の矛盾だらけの判決内容!

今年度は、3月26日にエコセメント化施設差止め訴訟の東京高裁で控訴棄却判決がありました。以下にまことに遺憾な2015326日の東京高等裁判所の判決とその要旨と判決に対する私たちの意見を述べさせていただきます。

 

判決の要旨

エコセメント化施設から放射性物質が周辺に排出されていないことから、控訴人の健康被害はエコセメント化施設との因果関係が認められない。

 

判決に対する私たちの意見

  1. 異例に長い控訴審裁判

エコセメント裁判は、東京高裁での控訴審が始まってから、3年を超える異例の長期間の審理が継続されてきました。さらに、これまた異例ともいえる裁判長が3回も代わり昨年の815日にようやく結審となり、判決言い渡し日が、これまた6か月以上も先の2015326日という長きに及びました。

 

  1. 裁判の経緯

当初高裁の裁判長は、早期に結審する予定で審理を進めておりました。しかし、地裁での結審直前に、福島原発事件(人為的な事故なので、あえて事件ということにする)が発生し、エコセメント化施設周辺への影響があることはわかっていたが、十分な審理ができないまま判決が下っての控訴審でした。したがって、通常の控訴審と違い、放射能汚染に関しては、控訴審の場で事実上争われた。その意味では、事実認定を一部含んだ控訴審となっていた。したがって、放射能汚染の有無に関しては十分な審理が必要とされてしかるべきでした。

そこで、日の出弁護団長の梶山弁護士は、2011311日の福島第一原発の事故以降に発生した三多摩地域の放射能汚染による高濃度に濃縮された焼却灰のエコセメント化施設周辺の汚染問題が全く審理され尽くされないままで結審することは、法曹としての責任を放棄するものであるとの叱咤により、2番目の裁判長は予定していた結審を断念しました。

その後、控訴人の証人尋問を請求し、一度は却下されましたが、証人尋問の必要性・重要性を裁判長に説き証人尋問を実現させました。

証人尋問の中では、エコセメント化施設周辺の放射能汚染があきらかになり、裁判長もこれを認めざるを得ませんでした。

最終的には、裁判長は汚染があると認めたうえで、控訴人達に汚染による健康被害がどの程度あるのかの認定をしたうえで、結審し、判決を出すことになりました。

一方審理の中で、被控訴人は、この裁判の前の処分場差し止め裁判の判決で、処分場からの汚染による健康被害については認められていなかったことを主張しました。

これに対して梶山弁護士は、処分場差し止め裁判の判決ではそのようなこと言っていない、判決はごみの処分必要性と住民が健康被害を受忍することを比較して、差止めをしてまで、住民に健康被害が危機的な状況が明らかになっていないと判断したことをきっぱりと主張しました。

そして控訴人達が、31年の長きに渡り処分場からの汚染による健康被害に苦しんできたこと、および今回の放射能汚染による健康被害の両方を本法廷できちんと評価をすべきであることを主張してきました。

「たまあじさいの会」が長年にわたり、さまざまな生態系や土壌、大気、水質などの粘り強く継続的な汚染被害の調査による結果は、科学的な手法でなされてきたことが認められ、高裁裁判長も認めざるを得なかったのです。

その結果、汚染と健康被害の結果は科学的に明らかにすることができました。

 

  1. 奇妙な判決直前の裁判長の入れ替わりと矛盾だらけの判決文

上で述べたように裁判長が、放射能汚染を認めたので、次のステップに進み、裁判長は、私たち控訴人にどのような健康被害について明らかにすることを求め、それを見て判断し結審することになりました。

そこで、私たちは上で述べたように、健康被害とエコセメント化施設からの汚染の関係を明らかにした陳述書を提出しました。日の出町全体で、がん以外に心疾患、脳疾患、肺炎による死亡率が処分場およびエコセメント化施設が運用されて以来、全国平均に比較して異常に高騰していること、日の出町、青梅市の小学生のアレルギー性疾患の異常なまでの高騰が、処分場からの焼却灰や粉じんそのものや粉じん中の重金属や有害化学物質やエコセメント化施設から大気中に放出された二酸化窒素、二酸化硫黄、放射性物質などを体内に吸引したことにあることを医学的に証明してきました。しかし、最終の法廷で突然3人目の裁判長に代ることが、いきなり言い渡されました。3人目の裁判長の下した判決文を読むと、私たちの陳述の内容を理解もせずに、2番目の裁判長が認めたエコセメント化施設からの放射能汚染さえもなかったことになり、全体に矛盾だらけの内容で、控訴棄却ありきの結論に導き、強引にも控訴棄却の判決でした。

私たちは、この無謀な判決に対して2015420日に最高裁判所へ上告いたしました。   (文責 中西)

STOPエコセメントの会代表挨拶

いつも変わらぬエコセメント裁判への熱いご支援に心より感謝いたします。

2003年415日に「工場建設差し止め請求」を東京裁判所八王子支部に提訴して始まったエコセメント裁判は、1111ヶ月経った2015326130分に東京高裁で判決が言い渡され、判決の主文は、「本件控訴を棄却する。」と言う事でした。

高裁では3.11由来と思われる放射能を新たな争点とし、原告本人の身の回り起きている異変、又、たまあじさいの会の放射能測定のデーター等を提出し争ってきましたが判決文を見てみると、「初めに却下有りき」と思われるものでした。

★処分場周辺の放射能には

『たまあじさいの会の測定機器、測定方法について精度がないと認めるに足りる証拠はないが』と言いつつ『福島由来であってエコセメント施設の放射能と認めることは困難である』(測定方法は認めるが結果は認めない?)

★青梅、日の出町のタケノコ、シイタケなどで検出されたセシウムには

『国は、福島第一原発事故後、キノコや山菜について基準値(100Bq/kg)をこえるものについては、出荷制限措置を講じており、現在でも東北から関東地方にかけて広く出荷制限措置が取られていることは「公知の事実であり」、上記測定結果をもって本件施設から放射性物質が排出されていることの根拠とすることは難しい。』と言っています。

(シイタケは買ったものではなく、我が家の庭にある原木シイタケですが?)

  • 判決文の中に『我が国は、国は』と出てきますが、

(国が決めたことに間違いは無いのだと言っているようなものです)

東京地裁で4人目の佐藤道明裁判長の就任の第一声は『エコセメント裁判は立川支部の案件では一番長い裁判になっているので、早く終らせたい』と言うものでした。

こんな国、こんな裁判では自分の身は自分で守るしか無いのでしょうか。

日の出の問題で唯一残っているエコセメントの裁判は、最高裁に送られ終焉を迎えようとしています。しかしごみの問題は、残念ながら解決の方向に向かっているようには思えません。今一度、自分たちのごみの問題を改めて見つめ直して行きたいと思います。

裁判はいずれ終る事になりますが、地元の環境悪化の現実は終わる事は有りません。科学物質、放射能などの影響を受けるのはこれからです。皆様の支えと理解が、地元で奮闘している私たちのチカラとなります。今まで以上に「現場」で起きていることをもっと多くの人にリアルタイムで知ってもらえるよう発信して行きたいと思っています。

講演会「私たちのごみが~「日の出町でこんなことを起こしていたなんて!」~

 三多摩各市町400万人分のごみ焼却灰が、日の出町ごみ処分場へ終結後、埋め立て処理で危険な粉塵をまき散らし、また今のエコセメント化処理時代になっても有害ガスを拡散し続けて、30年に渡る長期間になります。

 昨年、驚くべき事実が分かりました。保健所や教育委員会のデータを集計、分析してみたら、処分場が出来てからの周辺地域の、小学生のアレルギー性疾患、成人の脳血管疾患、心疾患、肺炎、気管支喘息などによる死亡率が、福島原発事故のずっと前から右肩上がりに高騰していたのです。

 その原因は、処分場やエコセメント化施設からの有害物質を住民が吸引して、活性酸素・フリーラジカルが体内で過剰に増加することです。これが難治疾患を生み出す原因になることが、医学的に解明されたのです。

 三多摩各市町のみなさん、自分たちの生活ごみの行方を最後までイメージしてみてください。そして、その行き先住民の健康と命を犠牲にした、みなさんの毎日の暮らしがあることに気がついて欲しいのです。それを知っている市民が400万人の1%(4万人)でもいたら、事態が少しは改善されるはずです。

 この問題について、下記の通り講演会を開催します。 みなさまぜひご参加ください!地元の「声」を聞いて下さい!

日  時:7月11日(土) 午後2時~5時

場  所:国分寺労政会館 第4会議室

資料代:500円

お  話:中西 四七生    手塚 俊明    濱田 光一


青木一政氏講演会:福島原発事故後4年間の測定結果から見えてきたもの

市民環境問題講演会
「28年前のチェルノブイリ原発事故から日本は何を学ぶべきか!」
― 福島原発事故後4年間の測定結果から見えてきたもの -

福島第1原発事故から4年になるが、福島の子供達を始め、
住民の健康と、命の保障がなされないままである。
独裁国家といわれるベラルーシと、民主国家といわれる
日本と、どちらが国民に真面目に向き合っているのだろうか。

放射性廃棄物を拡散処理する環境中に、住民帰還を強制し
何をしようというのか。天文学的賠償金を加害者達が支払わ
ない仕組みを作ろうとしてのことではなかろうか。

青木さんはチェルノブイリを見てきて、日本では原発事故が
もたらした災禍の度合いを計測し続けている人である。
その目に、日本の子どもや住民にとっての未来に、
何が見えているのだろうか。きっと皆聴きたいだろうなと、
講演会を企画しました。

講師:青木一政氏
放射線取扱主任者
福島老朽原発を考える会(フクロウの会事務局長)
NPO法人市民放射能監視センター「ちくりん舎」理事
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)で核廃棄物や被ばくのない社会をめざして
活動を継続中。福島原発事故以降は目の前でおこっている人々の被ばくを最小化
することに力を入れている。

日時:2015年3月14日(土)午後1時30分より受付2時開演
場所:青梅市民会館 B1F 多目的室
会費:500円

主催;たまあじさいの会

PDFはこちらからダウンロードできます。

エコセメント裁判のお知らせ(2015.3.26)

私たちは「 エコセメント化施設操業差止請求訴訟 」の第一審判決を不服として、2011 年 12 月東京高等裁判所に控訴しました 。
昨年9月まで審理した裁判の判決が出ます。みなさんの傍聴をお願いします。

日 時:2015年3月26(木)
午後 1時 30分
場所:東京高裁 8階 812号
*地下鉄 日比谷線 ・丸の内線 ・千代田線 霞ヶ関駅 徒歩5分

エコセメント裁判の傍聴に行きましょう!

エコセメント工場差し止め請求裁判の次回裁判日程のお知らせです。

日時:2014918日(木)1500

場所: 東京高裁 812号法廷        地下鉄日比谷線、丸の内線、千代田線 霞が関駅徒歩5分

 

 

「エコセメントとは三多摩住民400万人ゴミ焼却施設から発生する焼却残さ(焼却残灰と飛灰を含む)や下水汚泥などを主原料として作られるセメント類似のものです。

東京高裁では以下のような争点で裁判が行われています。

 

 

1 多摩地域のほぼ全域から毎日エコセメント製造施設に持ち込まれる焼却残さ(主灰及び飛灰、飛灰固化物)は著しく放射能汚染されており、 宮古、釜石地域の一般廃棄物焼却残さに比しても著しく高い。

2 エコセメント製造施設の操業時には、放射性物質の一部は煙突から排出されて周辺地域を汚染し、一部は、下水道を通じて日々大量に多摩川に流出し、さらには東京湾の汚染を高めている。

3 施設周辺地域の空間線量率及び表層土壌の放射性セシウム濃度は明らかにエコセメント製造施設からの放射性セシウムの放出(煙道)の影響を受けて汚染されており、それによる周辺地域の住民は低線量被曝リスクに曝されているが、そのリスクは有意に高い。

4 上記明白な汚染事実に対して、事業者側は「放射性セシウムの放出」の事実を全面的に否定しているが、それは、測定方法の欠陥に由来する。

5 エコセメント製造施設からの高濃度の放射性セシウムを含む排水は、全量下水道放流されているが、その放流水を処理している八王子水再生センターには、放射性セシウムの処理能力がなく、流入する放射性セシウムの96%を無処理のまま多摩川に日々排出している。

6  東京都内には、3.11福島原発事故の直後には、大量の放射性ヨウ素131が流入しており、その放射能は放射性セシウムの10倍以上に達していた。その、152日後(半減期8日で計算して52万分の1に希釈されている)の下水道放流水にも放射性ヨウ素131が有意に検出されている。放射性ヨウ素による被爆リスクは初期被爆が決定的に重要なので、それによる健康被害が、今後発生する蓋然性が高い。

7 エコセメント製造施設は、バグフィルタを二重に装備しているにも拘わらず、毎日、焼成系からだけでも、19kgの粉じんを周辺にまき散らしている。

 

 

次回公判は、 918日(木)1500です。 (東京高裁812号法廷)

高裁での審理は最後になるかもしれません。皆さん、お忙しいことと思いますが、是非、傍聴にいらしてください。

結審を急ぐのではなく、きちんとした審理を多くの人が求めていることを示しましょう!

 

次回の裁判から裁判長が代わるようです。(前裁判長の任期は1年、通常3年の任期です。

最後の最後になって裁判長が代わるのは・・・・・)

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