春だ!日の出の森の声を聞こう♪
ごみ処分場がいらない社会へ!!日の出裁判支援


とき:3月10日(土)午後6時30分開場 7時開始 
会場:武蔵野公会堂(JR中央線吉祥寺駅南口徒歩3分)
参加費:1000円

 2000年10月に、東京日の出町のごみ処分場のトラスト地が東京都に強制収用されてから6年が過ぎました。いまも地元住民や三多摩市民を中心に、処分場問題へのさまざまな取り組みが続けられています。

 けれども問題は解決されないまま、2006年6月には、ごみ焼却の有害な灰でセメントを製造する工場が、多くの反対の声を押し切ってトラスト跡地に建造されました。工場からの灰ガスや製造されたセメントが、あらたな環境汚染を発生させる危険性が高まっています。安全な暮らしを脅かされ、負担金をとられる地元や三多摩自治体の住民は、「二ツ塚処分場の延命」という名目で1000億円の税金を費やす、危険でムダな公共事業はいらないと裁判でたたかっています。

 私達はこれまでも多くの日の出処分場関連裁判でたたかっていますが、とくに行政不服裁判においては、三権分立の原則が疑われる行政寄りの判決で敗訴が続いています。

それでも私たちが裁判に訴えなければ、処分場を管理運営する処分組合(「東京たま広域資源循環組合」)の情報隠しの体質は、かつて裁判所の命令にそむいてまで汚水漏れのデータを隠して住民をあざむいた10年前と、何も変わってはいきません。この組合の体質をあらためさせ、情報を開示させなければ不安なく暮らせる環境の権利を自分たちの手に取り戻すことはできないのです。
 
 進行中の6件の裁判は、今後最低でも3年間はかかると予想されています。少ない報酬で住民の側に立ってたたかっている私達の弁護団を支え、ムダな公共事業と、情報隠しを続ける行政を民主的に変えていきましょう。そして環境被害を心配しなくてすむ、ごみ処分場のいらない社会をつくりだしましょう!

<対談>

田島征三(絵本作家) & 高畑 勲(アニメーション映画監督)
映像をバックに、日の出の森〜ごみ処分場問題、子どもたちへのメッセージなどを語ってもらいます。

<ミニコンサート>

おおたか静流(シンガー)
独特の高音……おおたかワールドをお楽しみください。

<アピール>

日の出弁護団(総出演)
6件の裁判の原告から
1000万円カンパの取り組み呼びかけ人 川田龍平さんほか

主催:公正なごみ行政を!日の出裁判支援基金

◆事業認定取消・収用裁決取消訴訟控訴審原告◆二ツ塚処分場建設差止訴訟控訴審原告◆エコセメント工場建設差止訴訟原告◆納付命令取消訴訟控訴審原告◆エコセメント事業負担金返還住民訴訟・立川市、日野市原告◆日の出の森・水・命の会◆STOP!エコセメント市民の会◆おさるのき◆日の出・弁護団◆たまあじさいの会◆青梅の水とごみを考える会◆日の出の森・支える会

連絡先:日の出の森・支える会
190-0011 東京都立川市高松町2−19−1
Tel/Fax:042-523-7297
E-mail:hinodenomori@tokyo.email.ne.jp