日の出の森・シンポジウムのご案内
 パネリストの報告をリンクしました(2004/09)

  ごみも処分場もない未来をめざして
    ―日の出の森から世界へ―

◆と き:3月6日() 午後2時30分〜5時
◆ところ:国分寺Lホール
(JR国分寺駅ターミナルビル8階)
◆参加費:700円(賛同人は無料)
                 賛同申込みについてはこちら

●パネリスト
田島征三(絵本作家/日の出の森・支える会運営委員)
 「日の出の森を守る運動は続いている」
瀬戸昌之(東京農工大教授/日の出の森・支える会代表)
 「拡大生産者責任こそがごみゼロへの道」
大久保貞利(廃棄物処分場問題全国ネットワーク)
 「カナダ・ハリファックス市のごみゼロ政策」
佐藤潤一(グリーンピース・ジャパン 有害物質問題担当)
 「徳島県上勝町―ごみ収集車のない町」

●アピール
日の出の森・水・命の会
たまあじさいの会
高尾山の自然をまもる会
STOPエコセメント市民の会
容器包装リサイクル法見直しアピールのグループ

●司会・進行 横井久美子(シンガーソングライター/日の出の森・支える会運営委員)

【連絡・問い合わせ先】 
日の出の森・支える会事務局
 Tel/Fax:042-523-7297
              吉田和雄 080−5088−3897  
         
大沢 豊 090−4678−5400



【呼びかけ文】

●「日の出の森・支える会」の活動
 日の出の森・支える会は、これまで、谷戸沢・ニツ塚処分場の建設と稼動に伴うさまざまな環境汚染と市民の声を無視した処分場の運営に対して、地元日の出町、青梅市など周辺住民の皆さんと共に、ごみを「燃やして埋める」処分のあり方を問題にしてきました。
 昨年2月に焼却灰を原料にしたセメント=エコセメントを製造する工場の造成工事が始まりました。これは今後20年間で1000億円もかけて危険で価格の高いセメントを造ろうとするもので、現状で解決できない(と思い込んでいる)処分場問題を将来世代へと先送りしているだけの無責任極まりない計画です。現在と将来の世代に大きな環境負荷を与えるとんでもない事業です。
「支える会」はエコセメント工場の建設、谷戸沢・二ツ塚処分場のあり方を問い、地元と三多摩地域の環境回復と自治体運営に民主主義をとりもどすために現在も6件の裁判を抱え、日の出弁護団とともに裁判闘争を支える活動をおこなっています。
 こうした処分場運営にみられる旧態然とした、「燃やして埋める」だけのごみ処理と、処分組合の横暴な体質(土屋管理者は「私が理事者である限り、反対者を有利にするような情報公開条例はつくらん!」と処分組合議会で発言しています)、エコセメント事業のような巨額の公共事業で利権と利益を分け合う行政のあり方は、はたして転換していくことは可能でしょうか。

●共通のビジョンを作り出すために
 私たちは、このようなごみの最終処分のあり方を変えていくためにも、製造、流通、販売、消費の段階での共通したビジョンと一貫したごみを出さない、環境に負荷をかけない生活と行政、企業活動のあり方を結び付けていくことが必要だと考えます。
 今回のシンポジウムでは、カナダのノバスコシア州全体で循環型社会への取り組みを始めているハリファックス市を訪れた研究者、「拡大生産者責任の徹底でごみゼロ社会は可能だ」とする専門家、徳島県上勝町が掲げた「ごみゼロ
宣言」などのお話をうかがいます。また、日の出町・青梅の地元の声、緊迫す
る圏央道地権者への強制収用問題の報告も交えながら、市民自治の立場からごみ処分場のない社会と未来の可能性をさぐっていきたいと考えます。

●シンポジウムにご参加ください
 私たちにとっては久しぶりの集会・シンポジウムの企画です。ごみ問題に関心のある方、日の出の森が今どうなっているかと関心を寄せられている皆様にシンポジウムにご参加いただけますよう、心よりお願いいたします。
 また、賛同人になっていただける方を広く呼びかけています。ご協力いただける方は、右の賛同申込み書を支える会事務局まで、FAXあるいは郵送でお送りください。

【呼びかけ人】

【個人】青野まり(セラピー工房)、浅野香代子(日の出の森・支える会)、雨宮敬子(日の出町民)、猪股澄子(みみずの会)、遠藤めい子(多摩市議)、大沢豊(立川市議)、大橋光雄(廃棄物処分場問題全国ネットワーク)、影山貴美子(おさるのき)、釜井英法(日の出の森・弁護団)、鎌田裕(みみずの会)、漢人明子(小金井市議)、小泉晋弥(茨城大学教員)、神田弘之(エコセメント訴訟原告)、小牧みどり(日の出大学)、佐竹俊之(日の出の森・弁護団)、塩沢加奈子(ピープルズ・プラン研究所)、島崎英治(三鷹市議)、島崎京子(みみずの会)、島田清作(みみずの会)、清水裕見子(青梅の水とごみを考える会)、標博重(日の出の森・支える会副代表)、下向辰法(STOPエコセメント市民の会代表)、陣内やす子(八王子市議)、末木あさ子(多摩市民)、鈴木美鈴(日の出の森・支える会)、関口博(国立市議)、瀬戸昌之(日の出の森・支える会代表)、平哲也(日の出の森・弁護団)、高幡勲(アニメーション映画監督)、武井忠康(青梅の水とごみを考える会)、田島征三(絵本作家)、田村みさ子(日の出町議)、ディーガン・クリス、手塚俊明(青梅の水とごみを考える会)、戸枝恭子(青梅の水とごみを考える会)、中川瑞代(弁護士)、中里繪魯洲(風の塔)、中西四七生(日の出の森・水・命の会)、中西千恵(日の出町議)、中野訓江(征三グッズ事務局)、長野美保子(清瀬市議)、西川耕史(全水道東水労組合員)、橋本久雄(小平市議)、服部美佐子(環境カウンセラー〈環境省〉)、濱田光一(青梅の水とごみを考える会)、濱田櫻(青梅の水とごみを考える会)、浜田尚子(青梅の水とごみを考える会)、樋渡俊一(日の出の森・弁護団)、福士敬子(東京都議)、福島晃(日の出の森・弁護団)、古川友章(みみずの会)、 古荘暉(日野市エコセメント施設支出金返還訴訟原告) 、古荘斗糸子(日野市エコセメント施設支出金返還訴訟原告)、松田千代(おさるのき)、森てるお(西東京市議)、門間淑子(羽村市議)、山本ひとみ(武蔵野市議)、横井久美子(シンガーソングライター)、吉田和雄(日の出の森・支える会)、依田彦三郎(環境アドバイザー)、わしお由紀太(日野人権環境平和の会)、渡部淑子(日の出町住民)
【団体】青梅の水とごみを考える会、一角獣座を緑の森に残す会、おさるのき、STOPエコセメント市民の会、高尾山の自然をまもる市民の会、日の出の森・水・命の会、みみずの会(自区内処理をめざす立川市民の会)