====日の出の森・シンポジウム=====
ごみも処分場もない未来を目ざして
――日の出の森から世界へ・Part2
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日の出の森・支える会は、これまで谷戸沢、二ツ塚処分場建設に端を発したごみ処分場問題に地元住民とともに取り組み、地元の運動を支える活動を続けてきました。情報公開を拒否し続ける三多摩地域廃棄物広域処分組合のごみ行政は、住民自治、環境被害をないがしろにした許しがたいもので、私たちは現在も、裁判支援や情報発信などの活動に取り組んでいます。
今年3月には、「ごみも処分場もない未来を目ざして――日の出の森から世界へ――」と題したシンポジウムを開催し、ごみゼロ社会をめざして具体的に地域(自治体、住民、企業)でとりくみをはじめている徳島県上勝町やカナダ・ハリファクス市の事例を学びました。そこではごみ収集車が走らず、ごみゼロ、処分場のない町づくりが実際におこなわれていました。私たちはごみも処分場もない未来が可能であることに希望をもつことができました。
しかし、私たちが暮らす三多摩では、自治体、市民レベルでのさまざまなごみ減量化への取り組みにもかかわらず、「燃やして埋める」ごみ処分の10年の「延命」のために「エコセメント工場」の建設が急ピッチで進められています。しかもその建設、稼働にかかる財政負担は、1000億円という、私たち市民の感覚ではとうてい受け入れることができないほど多額なものです。
今秋のシンポジウムでは、日本のごみ処理行政がいかに「ごみゼロ社会」に逆行するものであるのか、そしてその具体例であるエコセメント工場が、環境面だけでなく財政面でもひじょうに問題が多いものであることを報告していただきます。
また一方で、三多摩地域の自治体で市民、行政が取り組んでいる「ごみ減量」施策や活動を紹介してもらいながら、市民にできる「ごみ減量からごみゼロ」への取り組みを探ります。
ごみも処分場もない未来につながるシンポジウムに、ぜひ、ご参加ください。
とき:10月16日(土) 午後6時(開場)~9時
ところ:国分寺Lホール(JR国分寺駅ターミナルビル8階)
パネリスト:
◎藤原寿和さん(廃棄物処分場場全国ネットワーク)
「循環社会に逆行する日本の廃棄物処理」
◎大沢 豊さん(立川市議)
「1千億円かけてリサイクル?エコセメントと自治体財政」
◎永澤公子さん(環境問題研究会)
「国分寺市でペットボトルを回収しないわけ」
※※※――ちょっとブレイク――生ごみ処理・腕自慢※※※
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アピール
◎栃木県馬頭町の産廃処分場建設に反対する運動の取り組み(馬頭の自然と環境を守る会)
◎三多摩処分組合に「情報公開条例の制定を求める意見書」の提出を、各自治体へ請願・陳情 (青梅の水とごみを考える会)
◎日の出の裁判の状況(日の出弁護団)
資料代:700円(賛同人は無料です。)
司会・進行 横井久美子(シンガーソングライター/日の出の森・支える会運営委員)
主催 日の出の森・支える会
【連絡・問合せ】
日の出の森・支える会
〒190-0011 東京都立川市高松町2-19-1
Tel/Fax:042-523-7297
080-5088-3897(吉田)
090-4678-5400(大沢)